光を楽しむダイヤモンド<DIAMOND>
 

ダイヤモンドとの出会い!

 ダイヤの美しさに関しては、女性ならずとも魅了されるものがあります。    私は、イギリスのダイヤ(ヨーロピアンカット)の仕入れに携わっていました。   日本市場では、アメリカ生まれのGIA基準(米国宝石学会)が主流でアメリカンカットが一般的です。 しかし、私が仕入れていたダイヤは、世界基準の基礎であるヨーロピアンカット<フランス・イタリア・イギリス・ドイツ・スイス等老舗ブランドが使用しているダイヤ>で日本には馴染みの薄いダイヤモンドです。そこで何とか日本人にヨーロピアンカットのダイヤの良さを理解してもらう目的で、アメリカンカットヨーロピアンカットの違いを勉強する事になりました。

 

 ダイヤモンドの光には?

 実は、4つの光り方が重なって輝いているんです。 @代表的なカットにラウンドブリリアントカットがあります。 誰でもがダイヤのカタチはどん何?と聞くと答えが多いと思われる形の丸いダイヤモンドです。 その名前の中にあるブリリアント(ブリリアンシー)が光の一つですダイヤを真上から見下ろすと白く反射する光が見えます。4つの光のうち一番、目にうったえる光です。 A0.5ct以上で内容のいいダイヤモンドだとすぐ気がつく人もいると思うのですが、虹色(七色)にきらめく光(ディスパージョン)があります。 Bあとの2つはダイヤモンドでなくても例えば水晶でも現れる光ですが、面を磨くとつやつやと光る光沢(ラスター)の事です。 C面と面に角度があるために動かすとキラキラときらめく光(シンチレーション)です。  ダイヤモンド特有の光はブリリアンシーディスパージョンになります。この2つの光が50%&50%になるようなカットを科学的に提唱しているのがアメリカンカットで、ブリリアンシーの白い光を芸術的に強く訴える様にカットするのがヨーロピアンカットです。(簡単に説明すると科学的か芸術的か!)       私の結論! 日本でよく売れているダイヤモンドは、0.5ct以下が多いいので小さ目の石はブリリアンシーが強いヨーロピアンカットダイヤがよく(なぜなら、ディスパージョン<虹色>は、ベゼルファセットといわれるひし形の面からしか光の反射がない為、小さいダイヤの場合は尚更その面が小さくディスパージョン<虹色>の光が出にくい為)0.5ct以上1ctとか2ctなんかだとアメリカンカットダイヤの方がよい考えられます。 何か専門の機器(ダイヤモンドスコープ等)からダイヤの裏側から覗いて見て綺麗と判断するのではなく、値段や販売員の説明に惑わされないで、冷静に自分の肉眼で見て”綺麗”と思うダイヤが一番いいと思います。いくら大きくても結晶が悪く光らないダイヤとか蛍光性の強ダイヤ、又は小さいダイヤなのに変にグレード(トリプルエクセレントカットorハート&アロー:無駄に一般消費者を惑わす、日本で作られた名称)にこだわってダイヤを良く見ないで名称に踊らされ販売員に進められて買う事をしないで、肉眼で見て綺麗と感じるほうが絶対に、光(ダイヤ)を楽しむ事ができます。判断基準はさまざまですが、カットに関しては個個考え方があるかとおもわれますので、私の一個人の見解と思って読んでください。

 
MELEE DIAMOND
 
 メレーダイヤモンドとは、0.2ct未満を指します。普通のダイヤモンドとは区別してあつかいます。現在世界供給の約90%がインドから輸出されています。カタチが不揃いで小粒な原石なので、最低品質から中品質を研磨生産しています。 高品質で形の良い粒揃いの原石は、タイのバンコクで研磨生産されています。当社のメレーダイヤモンドは全てタイメレーです。 是非、購入してこの美しさを肉眼で見て堪能していただきたいです。本当に綺麗ですよ。このタイメレーをあなたの輝きの基本にすると、今まで見てきたメレーダイヤモンドが違うもののように感じてしまうかもしれません。(原石の結晶がポイントです。) <ぷち・NEWS> インドは低品質の原石と安い工賃・タイは高品質の原石と安い工賃・と両国とも工賃は安く原石品質の違いだけが価格に反映していたのですが、近年タイ国の工賃が上がってきているとの情報が入りました。今まで以上に価格が高くなってしまうと製品の値段を変えないといけなくなってしまうので、様子を見ている状態です。  
De BEERS
 
 TVのCMで目にした人も多いと思いますが、デ・ビアスという会社があります。 世界で取れるダイヤモン原石の約80%を管理販売しています。原石ですから一般の方は見た事が無いとおもいますが石ころです。その需要と供給のバランスを維持して、消費者にダイヤモンドの魅力をTVのCMや雑誌等でインフォメーションもしている会社です。 上記のメレーダイヤモンドの原石供給元がデ・ビアスです。 <ぷち・NEWS> 2000年8月12日ロンドン発 世界最大のダイヤ原石管理販売企業デ・ビアスの経営方針の転換が発表されました。「供給者宣言!」です。今までダイヤモンドの価格バランスを管理していたのですが、管理者をやめ、一供給者となるようです。 この出来事はすごく衝撃的な歴史になるので、これまた様子をみている状態です。その背景には、カナダに新たにダイヤモンド鉱山が発見され供給量が膨大に見込まれるために世界的にダイヤの価格管理が難しくなっていくと判断したようです。  
ロシア ダイヤモンド
 
 デ・ビアス管理外で、ダイヤの結晶がとてもよい原石を産出する国にロシアがあります。 デ。ビアス管理のタイメレーに対抗して、綺麗で高価な為一般に出回るよりダイヤに詳しい業界内の人達なんかが自分達用に指輪等を作って楽しんだりもするダイヤモンドです。 一般に出ているところも有ると思いますが、高価です。 やっぱりいいのもはそれなりの値段になってしまうんです。 高価というよりは、それが適正なんです。(結晶がよく本当に綺麗なダイヤは希少価値がありますから。ただし、タイメレーに比べロシアメレーは、ほんと高いです。)   
ピンク ダイヤモンド
 

 オーストラリアのアーガイル鉱山でもっとも産出するダイヤモンドです。これも、デ・ビアス管理外なので独自の価格がありとても高価です。最近市民権を得てきていますが、脇石ぐらいでファンシーピンクダイヤモンドとなると白いダイヤモンドの数倍高い値段で販売されています。 

 

 

ブルーダイヤ?

 人工的に着色したダイヤ。最近サムスィングブルーとしてブライダルリングの内側に埋め込まれていますが、ダイヤをおもちゃ扱いしている様で嫌いです。サムスィングブルーというヨーロッパブライダルの伝統を、安っぽい宣伝で人工着色したブルーダイヤを消費者に売りつける戦略。でも宣伝に踊らされて買った人いたらごめんなさい。 本物は、天然放射能が偶然当たり産出されるとても貴重なものでその上、放射能が天然か人が意図的にかけたか判断出来ないため鑑定機関でも鑑定発表出来ないという難しさがあるダイヤです。 有名なダイヤとしてはホープダイヤがあります。<これは、歴史的に所有した人が残酷な死をとげるという説明をした本やうわさがいろいろと着色され伝説として恐れられていますが、実際にはそのような事実はありませんので安心してください。現在はスミソニアン博物館に展示されています。